本講座は、オペラのアリアを歌う方を対象に、自らイタリア語を翻訳し演奏に活かせるよう、アリアの翻訳を通して、イタリア語の基本的な文法、また翻訳の仕方などについて学ぶ講座です。イタリア語を始めて学ぶ方、また改めてイタリア語の基礎を学びたい方等にお勧めの講座です。
本講座はオンラインで行われ、講座内容は記録されいつでも復習できる他、リアルタイムで参加出来なくても講座内容を学ぶことが出来ます。この機会に是非イタリア語を学んでみませんか?
【講座内容】
《フィガロの結婚》より
“Non so più cosa son, cosa faccio”
“Porgi amor qualche ristoro”
“Voi che sapete che cosa è amor”
“Venite inginocchiatevi”
“Dove sono i bei momenti”
“L’ho perduta, me meschina”
“Deh, vieni, non tardar”
《ドン・ジョヴァンニ》より
“Ah chi mi dice mai”
“Ah, fuggi il traditor”
“Or sai chi l’onore”
“Batti, batti, bel Masetto”
“Vedrai, carino, se sei buonino”
“Non mi dir, bell’idol mio”
“Mi tradì quell’alma ingrata”
【講座日程】
2025年2月17日、24日、3月3日、10日、17日(全5回×90分)
いずれも月曜の19:00~20:30
※アリアを全て翻訳していくため時間が延長となる場合もあります。予めご了承下さい。
【受講料】
7,500円/全5回分
※希望者にはイタリア語翻訳に必要な文法を解説した資料を1,000円にて配布致します。
【定員】
20名程度
【講師】
苫米地英一/指揮者、八王子オペラ代表
【協力】
ヴェルディ・プロジェクト・ジャパン
(イタリア語翻訳基礎資料より)
《講師》
苫米地英一 ~プロフィール~
ヴェルディ生誕の地ブッセート歌劇場で《アイーダ》を指揮した他、これまでにマジェンタ歌劇場での《リゴレット》、フィオレンツォーラ歌劇場での《アイーダ》を始め、イタリア各地で《ナブッコ》《ラ・ボエーム》《道化師》《愛の妙薬》等のオペラやコンサートを指揮している他、ピアチェンツァ歌劇場合唱団、Corale G. Verdi di Pavia(パヴィア)、Coro Lirico San Filippo Neri(ヴェローナ)等のイタリアの合唱団を指揮している。日本国内でも《オテロ》《トロヴァトーレ》《マクベス》《トゥーランドット》《ノルマ》等20作品以上のイタリアオペラを指揮している。2023年にもイタリアでオペラを指揮する予定。第5回ルイージ・マンチネッリ国際オペラ指揮者コンクール(イタリア)ファイナリスト。ヴェルディ・プロジェクト・ジャパンにおいて、日本で初めてとなるヴェルディのオペラ全曲シリーズを企画する他、ヴェルディのオペラ等の作品に関する研究を行い、これまでにヴェルディの作品の誕生を描いた『ヴェルディ・レクイエム 誕生の秘密』『ラ・トラヴィアータ 誕生の秘密』(一粒書房)をそれぞれ執筆した。日本ヴェルディ協会理事。